皆さんこんにちは。
おそらくですけど、多くの方が自宅待機しながらお暇な時間を過ごしてると思います。
そんな暇な時間を5分でも潰せるように今日もオイルの話をしていきますね。少しだけお付き合いください。
それでは今回はオイルの粘度と省燃費のお話し。
省燃費って今では当たり前のように耳にするようになりました。
環境ですとか、現実的には経済性が一番影響しますね。燃料代の節減等。
この省燃費、オイルもかなり密接に関わっております。簡単に言うとオイルの粘度下げて抵抗を減らし燃費アップさせようってことです。
実際に今どんな粘度が使われるかというと、
5W-30
0W-20などが主流で
現在は
0W-16なんてものも使われておりますね。
実際にはもっと低い粘度にしてあるものも、、、、
今後さらに低粘度化は進んでいきます。
やっぱり世の中の流れはエコですからね。
エコはいいことだと思います。
省燃費になればお財布にも優しいですしね。
ただ一点だけ気をつけてほしいのは、低粘度オイルはどうしても車両を選んでしまうという事です。
低粘度という事は当然油膜が薄くなりピストンクリアランスの問題や、蒸発損失が多くなってしまうのです。蒸発損失に関してはいわゆる外車はけっこう影響があります。1000キロ走ったら1L近く減っちゃったとかよく聞きますよね。継ぎ足しながら走ってる人も多くいた記憶があります。
ただ燃費をよくしたいとオイルの粘度を下げ、エンジンに本来必要な粘度を下回ると金属面へのダメージが人知れず蓄積し、後々への影響として出てきてしまう事も。。。
オイルによる金属面へのダメージってすぐにはわからない所が厄介なんですよね。燃費が落ちてきたとか、トルク感がなくなってきたとか、、、
いわゆる故障とは言えない影響が多く出ます。本当に粘度って大切です。
やっぱり自分の好きな車は良い状態で保ちたい!エンジンは新車時からの劣化を極力無くしたい!そう思ってる方は多くいらっしゃると思います。なんとなく後回しにしてしまうオイルメンテナンス。適正な粘度で適正なスパンで交換を行う。愛車を大切に扱っていく事の1つとして、こういった粘度も考えながらオイル管理をしっかりしてくださいね。数年後のエンジンの状態は、本当に変わってきますので。